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2008年5月23日

■松竹ONLINE

松竹は21日、映画を有料でストリーミング配信するサイト「松竹 ONLINE」を開設しました。

松竹は、これまでも「@nifty」や「Yahoo!映画」などの動画ポータルサイトを通じ、
映画作品を提供してきましたが、新たに自前で動画配信サイトを構築し、
グループ会社の衛星劇場が運営を開始しました。

配信形式はストリーミング、ファイル形式はWMVで、
ビットレートは1Mbps・3Mbpsの2種類、動作保証はwindowsのみ。
料金支払いはso-netのSmash Directを利用、料金システムは2種類が用意されており、
スタンダード会員では1作品367円で、購入から7日間視聴が可能。
プレミアム会員は1,050円で、映画監督や俳優によるお薦め映画(毎週更新)を自由に視聴可能。
さらに月額会員には、映画鑑賞券の割引や、試写会招待などの特典が用意される予定ということです。
松竹は1921年以来2000本以上の映画を制作しており、
今後、毎月10〜20本の作品を追加していき、年内に200本のラインナップを揃える予定。

日本では、著作権の処理が問題となってネット配信が実現しないことが多いのですが、
松竹は映画を撮影する際、映像を松竹がどのように利用しても良いという
「ワンチャンス主義契約」を出演者と結んでいるということで、
ネット配信に際しても改めて出演者の許諾が必要にならないとのこと。
さらに、監督や脚本家とも同様の契約を結んでる上、
近年多い複数企業の出資で作られる制作委員会方式の映画とは違い、
松竹映画の多くは松竹の単独出資作のため、
松竹内だけで映画を自由に取り扱う事が可能だということです。
それならばもっと早くこうしたサイトを開設できたような気もしますが、
それよりも、こんな契約が可能なんだな、ということがちょっと驚きです。
ネット配信などの二次使用料がどのように支払われるのかわかりませんが、
スタッフや出演者が一方的に不利にならない方策があるのなら、
他社もこうした契約方法ができれば簡単そうに思えますよね。

松竹ONLINEでは、5/28〜「男はつらいよ」シリーズがネットで初めて配信開始される他、
小津安二郎、木下惠介など邦画の過去の名作や、
洋画も松竹が配給したものを配信していく予定とのこと。
松竹の直接運営のサイトだけに、今後はDVD化されていない作品や、
レンタル店などに普及していない作品などの配信も期待したいところですね。

松竹ホームビデオ
松竹ONLINE
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「松竹ONLINE」奥付

  • Posted : 2008年5月23日 14:23
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