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2009年4月 1日
■2008年映画館大賞
映画館のスタッフが選ぶ映画賞「映画館大賞」が創設され、第1回となる2008年度の結果が発表されました。
「映画館大賞」は、映画館で働いているスタッフが、
スクリーンで観てもらいたいと思う映画はどれか、というコンセプトで今回新たに創設された映画賞。
全国110館の独立系映画館スタッフが、
2007年12月1日から2008年11月30日に封切られたすべての映画の中から
自分の映画館での上映に関係なく、ベストテンを選出。
1位に10点、2位に9点・・・と点数をつけていき、ベスト20と特別部門の各賞が3月31日に発表されました。
選ばれた作品は、5月22日から約1週間、東京・ユーロスペースで行われる特集上映会で公開される予定。
同じような企画の賞に「本屋大賞」などがありますが、
この映画館大賞は配給会社と関連の深いところもあるシネコン系映画館ではなく、
自ら上映作を選ぶことの多い、独立系の映画館スタッフを対象にしているので、
企業間の絡みなどで投票される心配が少なく、映画鑑賞の参考になりそうですね。
ただ、映画館で観てほしい作品というベスト10なのですが、
発表された頃にはほとんどの作品が劇場公開を終えており、観るのはもっぱらDVDなどになってしまいそうですが・・・
※追記：上映会の詳細が決定しました。
●〈映画館大賞〉上映会
日程：2009/5/22〜5/29 ユーロスペース(東京)
チケット：[東京]
5/22：ダークナイト ゲスト：柳下毅一郎
5/23：ぐるりのこと。ゲスト：リリー・フランキー
5/24：愛人
5/25：トウキョウソナタ ゲスト：黒沢清
5/27：イントゥ・ザ・ワイルド ゲスト：若木信吾
5/28：ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
5/29：歩いても 歩いても ゲスト：是枝裕和
（ゲストはすべて予定）
▼2008年 映画館大賞
1.ダークナイト
2.ぐるりのこと。
3.おくりびと
4.歩いても 歩いても
5.トウキョウソナタ
6.イントゥ・ザ・ワイルド
7.実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
8.ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
9.ノーカントリー
10.崖の上のポニョ
11.闇の子供たち
12.クライマーズ・ハイ
13.ラスト、コーション
14.接吻
15.イースタン・プロミス
16.レッドクリフ Part I
17.ダージリン急行
18.アフタースクール
19.ザ・マジックアワー
20.落下の王国
蘇る名画：幸福（市川崑監督）