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2010年11月25日
■ネットラジオ「radiko」新会社設立
地上波ラジオのIPサイマル試験配信として行われている「radiko」が、12月に新会社を設立、本格実用化を目指しサービスが継続されます。
民放ラジオ局で構成されるIPサイマルラジオ協議会の会員14社は、
3月15日より関東・関西地区のAM・FM・短波ラジオ放送を、
IPサイマルラジオ「radiko」を通じて試験配信を実施。
既に当初の試験配信期間8月31日までから3ヶ月延長し、11月末までの配信が決まっていましたが、
今後は本格実用化を目指し、12月1日には株式会社radikoを設立。
既存のサービスはIPサイマルラジオ協議会から新会社に継承、運営されることが発表されました。
12月からの株式会社radikoのサービスは、
関東の群馬県・栃木県・茨城県、関西では滋賀県・和歌山県でサービスを開始。
配信地域は関東の一都六県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木)で
関東の7局(TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送・ラジオNIKKEI・InterFM、TOKYO FM・J-WAVE)。
関西では二府四県(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)で、
関西の6局(朝日放送・毎日放送・ラジオ大阪・FM COCOLO・FM802・FM OSAKA)。
視聴方法はこれまで通り無料、またユーザー登録等の必要もなく、
radikoのサイトにアクセスして聴取できる他、アプリケーション「radikoガジェット」、
iPod touch・iPadを含むiPhone向けアプリ、Android向けアプリも提供されます。
なお株式会社radikoの出資比率は、電通が最多の17%、
関東7局の運営会社が8%、関西6局が4.5%。
代表取締役社長は、電通の岩下宏ラジオ局次長が就任。