演劇ニュース

「Kisssh-Kissssssh（きしゅーきしゅー）映画祭」は、「波音を聞きながら観たい映画」という基準で選定した4作品を海辺の公園で野外上映するほか、
全国からコンペ形式で募集した自主制作映画や特別招待作品の上映、映画監督によるトークイベントなどを行う映画祭。

映画祭は目的の1つに、映画を通して和歌山市加太(かだ)地域の素晴らしさを実感してもらうことを挙げています。
和歌山は、賃貸物件を除くと空き家率が全国1位になっていることから、映画祭では空き家の再活用を意識し、
映画上映を行う会場には、地元住人の提供による空き家や自治会館、倉庫などを使用。
長年放置されていた空き家を映画祭スタッフで掃除したところ、地元の若者がパン屋を営業した他、
空き家の持ち主は昔営業していた駄菓子屋を一時的に再開するなど、映画祭以外でも活用される結果となったそうです。

また、会場は町なかに点在しているため、映画を楽しみながら古き良き漁師町の散策も同時に楽しむことができる他、
祭や漁法など地元の文化を紹介する展示や、地元漁師による漁船クルージングなど、加太の魅力が伝わる催しも同時に行われます。

「Kisssh-Kissssssh（きしゅーきしゅー）映画祭」は、9月21日、22日の2日間、和歌山市加太にて開催。
前売チケットは、2日通し券が5,250円、1日通し券が3,150円。
当日チケットは、野外上映1作品が2,000円、MOOSIC LAB作品1,000円、自主制作映画800円。

※追記：
グランプリは「桜トイレ」(監督 赤羽健太郎)、準グランプリは「八浪二郎」(監督 小野篤史)、準々グランプリは「溺 れるボレロ」(監督 奥田裕介)に決定しました。

●「Kisssh-Kissssssh（きしゅーきしゅー）映画祭」
日程：2013/9/21〜9/22
時間：10:00〜22:00
場所：和歌山県和歌山市加太
チケット：[e+][オフィシャルサイト]

▼野外上映映画
・「カミハテ商店」
・「バグダッドカフェ」
・MOOSIC LAB「おとぎ話みたい」
・MOOSIC LAB「ダンスナンバー　時をかける少女」

▼MOOSIC LAB ＆ 特別招待作品
・「あの娘が海辺で踊ってる」
・MOOSIC LAB「PRIDE」
・MOOSIC LAB「あの娘はサブカルチャーが好き」
・MOOSIC LAB「メロディ・オブ・ファン・ハウス」
・MOOSIC LAB「GREAT ROMANCE」
・MOOSIC LAB「アナタの白子に戻り鰹」
・「トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ」

▼自主制作映画
全国からコンペ形式で募集した自主制作映画15作品

▼特別招待作品
和歌山の小学生監督による「スパーク8」
大学生映画制作団体「関西シネック」による自主制作映画

▼トークイベント
・和歌山大学観光学部　米山教授　×　映画評論家　森直人

▼フィッシャーマンズイベント
・フィッシャーマンズマーケット
・漁船クルージング

▼展示・ワークショップ
・漁協による展示
・加太文化の展示　
・な裸べるだけ